立体地図 豆辞典

★印のついている用語は、特に明確な使い分けがされているわけではなく、弊社で用いている用語です。

伊能忠敬【いのうただたか】(1745年〜1818年)
およそ200年前に18年に及ぶ歩行実測により初めて日本地図を完成させた。
  →もっと詳しく知りたい【伊能忠敬記念館のHPへ
コンター【こんたー】
英語の等高線、contour。
【ざ】
山を数えるときの単位。 1座、2座、3座。。。
山岳モデル【さんがくもでる】★
山の形状を表現した模型。
ジオラマ【じおらま】★
明確な分類は定義されていないが、いわゆる普通の紙地図とは異なる表現方法を用いて、地形の起伏や建造物などを表現することに重点を置いた模型を指す。立体地図と比べ、ランドマークや地表の表現が模型的であり、製作者の意図などによりデフォルメされることも多い。
触地図【しょくちず】
視覚障害者が指先などで触ることにより認知をおこなう地図。文字情報などを点字で表現するほか、道路、鉄道、河川などを特有の凹凸の記号によって表現している。
数値地図【すうちちず】
国土交通省国土地理院が発行しているデジタル地図データの名称。画像形式の地図データや、ベクトルデータの地図データ、標高データなどがある。
スムース型【すむーすがた】★
模型で山の形状を表現する場合に、等高線と等高線のあいだを埋めて山の面をスムースに表現した模型。(→等高線型)
世界測地系【せかいそくちけい】
平成13年6月20日に測量法が改正され、緯度・経度は世界測地系に基づいて表示されることとなりました。
この世界測地系に基づく緯度・経度の値は、東京付近においては、現行の緯度・経度の値と比較して、緯度で約+12秒、経度で約−12秒の差となります。(この差は場所によって異なります)
この改正法の施行日は平成14年4月を予定しますが、世界測地系に早くなじんでいただくために、国土地理院では平成13年10月1日より、1/25000地形図、1/50000地形図、1/20万地勢図において、順次、世界測地系に基づく緯度・経度の値を併記することとしました。
測地系【そくちけい】
もともと球体である地球を地図にするためには立体座標を平面座標に読み替える必要があります。
平面の地図において、できるだけ近似値で球体上の座標をあらわすためのいろいろな方法の分類

平成13年6月20日に改正された測量法により、平成14年4月からは日本においても世界測地系を用いることになります。従来の測地系と比べほぼ南西方向に400〜450mずれることになります。
パンフレット「国土地理院発行の地図の緯度・経度の表示が変わります」
地形模型【ちけいもけい】
明確な分類は定義されていないが、実際の地形を表現するように、起伏を表現した模型。ジオラマとも言う。
地形モデル【ちけいもでる】★
(1)明確な分類は定義されていないが、実際の地形を表現するように、地形の起伏のみを表現した模型。
   地形モデルの表面に道路や樹木や構造物などを配したものをジオラマ、地形模型と呼んで区別しています。
(2)地形の起伏などを表現したデジタルデータ
WGS84【だぶりゅじーえすはちゅじゅうよん】
2001年から日本の測地系もWGS84に変更となります。
現在はまだ、Tokyo Datum測地系で地図の作成が行われています。
測地系がWGS84に設定されているGPSの緯度、経度の数値を、Tokyo Datumで作成されている地図で読み取ると
、実際に位置より北西に約400メートル程度ずれた座標をあらわすことになります。
DMデータ【でぃーえむでーた】
国土交通省が規定した、地図情報を取り扱うためのデジタルデータ形式。
等高線型【とうこうせんがた】★
模型で山の形状を表現する場合に、等高線1本ごとに段差をつけて表現した模型。コンター型、段差型、積層型などともいう。(→スムース型)
日本百名山【にほんひゃくめいざん】
故 深田久弥(ふかだきゅうや)氏によって選ばれた日本の代表的な山、100選。
新潮文庫『日本百名山』 著者 深田久弥。(ISBN4−10−122002−6)
それぞれに旧い歴史をもち、文学に謳われ、独自の風格をそなえてそびえたつ日本の名峰百座。
---著者は、長い年月をかけて、北は北海道の利尻岳から南は屋久島の宮ノ浦岳にいたるまで、それらすべての山頂を極め尽くして、本書を綴った。日本人の生活に深く結ばれ、私たちの精神的風土の形成に大きな影響を与えてきた山々の個性を、短い文章のうちに、見事に際立たせた名著。(新潮文庫『日本百名山』 より引用。) 日本百名山一覧
比高【ひこう】
水平方向の距離に対する、鉛直方向の高さの比。縮尺が小さくなると高さの表現が分かりにくくなるので比高を大きくして地形を把握しやすくすることがある。
たとえば比高が3の場合、水平方向に対して鉛直方向の高さを3倍に強調していることを示す。
強調率などと呼ぶこともある。
また、水平方向と鉛直方向の縮尺を独立して別々の値で表現することもある。
深田久弥【ふかだきゅうや】
『日本百名山』の著者 →日本百名山
UTM座標系【ゆーてぃーえむざひょうけい】
経線に沿って6°ごとに分割した地域ごとに、それぞれの地域内でそれぞれの原点を定義した座標系。平面直角座標系と比べ、広い範囲を扱うときに利用される。
平面直角座標系【へいめんちょっかくざひょうけい】
日本国内を19の地域に分けて、それぞれの地域内でそれぞれの原点が定義されている座標系。
UTM座標系などの他の座標系と比べ、誤差が少ない。
19座標系などと呼ぶこともある。
各原点の緯度経度
立体地図【りったいちず】★
明確な分類は定義されていないが、いわゆる普通の紙地図とは異なる表現方法を用いて、地形の起伏などを表現することに重点を置いた地図の総称。
特に、立体の造形物の表面に地図的な仕上げ加工を行なった造形物を指すことが多い。
立体モデル【りったいもでる】★
明確な分類は定義されていないが、地形の起伏形状を表現したモデルをさす。
特に、表面に着色などの仕上げ加工を行わない造形物を指すことが多い。